街の法律家の「悩み」相談
私たちは「社会」の中で暮らしていますから、社会ルールを守らなければなりません。そのルールには法律もあれば「一般常識」もあります。通常は「社会人としての常識的な法律」を考えていれば特別に困ったことにならないものです。
多くの「困りごと」は、法律書を持ち出したり、裁判所を使ったりしなくても解決できるでしょう。きちんと話し合って、きちんとした書面があれば、ほとんど意見は(最終的には)一致するものです。
ただ、「常識」からちょっとはずれたケースが生じることがあります。自分は何も悪くないのに巻き込まれることもありますし、なぜか「困りごと」を引き寄せる人もいます。常識の通じない相手もいます。
そうすると「大人の話し合い」が必要です。客観的事実・相手の立場・自分の立場・その場の状況などを考慮して、協議しましょう。
相続・慰謝料・損害賠償・交通事故・離婚・消費者被害問題などさまざまなものをお受けしますが、もめ事になる前、交渉をする前に、自分の態度を決めるための調査資料を集めてから、協議や手続などに臨んでいただきたいと思います。
完全に争いになってしまえば弁護士事務所へ行くか、泣き寝入りするかということになりがちです。裁判をしても、みんなが幸福になったという例を知りません。
また、協議や話し合いで納得・解決した場合には、すぐにその内容を【示談書】・合意書という形で書面にしましょう。問題の「蒸し返し」の防止などに役立ちます。
相談と法律と書面
「安全」「安心」「平穏」を保つことと、その手続きのお手伝いをするのが彩行政書士事務所です。法律を調べて、「何をどうするのか」という結論を出してからでなくても結構ですから、ご相談ください。
遺産分割協議書の作成、【示談書】作成、【内容証明郵便】の作成、警察への告訴状、【官公署提出書類】を自分で作成する暇がないという場合も当事務所へご相談ください。
場合によっては他士業の方の力を借りることもありますし、広範囲にわたる事案であれば、他の分野の専門家と協力することもあります。訴訟ででしたら弁護士事務所をご紹介します。
行動する前に
ご自分で内容証明等を出して話が込み入ってからではなく、アクションを起こす前にご連絡ください。もし、ご自分で内容証明等を出したのでしたら、少しでも早くご相談ください。かえって立場を悪くしていることがあります。
- 相続
- 遺産分割協議
- 遺言書
- 離婚協議書
- 契約書作成・契約解除・示談書
- 交通事故(自転車も可)の調査
- 悪徳商法対策
- 近隣トラブル
- 敷金返還請求
- 賃貸住宅 入居時・退去時の立会い
- 貸金返還請求
- マイホーム引き渡し時の立ち会い
(建造物の内部構造に関するものは除きます。) - マイホーム購入後の困りごと
これらの場合、調査書・報告書を作成して相手に提示しますが、誰に、どの部署に提示するかも難しいことがあります。とにかく、早くから用意することが肝心です。
通知した証拠を残すために内容証明の作成もお引き受けします。
場合によっては、告訴状を作成します。
また、解決したら示談書・合意書の作成もお忘れなく。
内容証明を出しただけでは
自分の正論を内容証明郵便で送っただけでは解決しない問題がたくさんあります。
「あなたのしたことは不法行為だから、それに対して私に損害賠償金を支払ってください」
と一度通知しただけで、あなたの希望どおりにはならないことがよくあります。相手にも言い分があるはずです。
何とか「よしっ、法廷で白黒をはっきりさせよう」ということにならないうちに話し合い・示談で解決したいという皆さんのお手伝いをしています。
いろいろな手続がありますし、内容証明郵便は使いようによってとても役に立ちます。また、話し合いと示談でまとまらず、弁護士を雇っての法廷闘争へと方向がずれていってしまった場合には、何らかの形で内容証明が役立つはずです。
話し合いが整ったら【示談書】を作成して、問題の解決を確認し、再発・再燃を防止しましょう。